ODEKAKE BAG #002

お出かけバッグ「伊根町を歩く」

HISTORY

伊根町

2005年に漁村としては全国で初めて国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された、京都府の伊根町。”日本で最も美しい漁村”といわれる舟屋が立ち並ぶ景色は江戸時代から見られたといわれてます。

伊根湾は、北、東、西の三方が山に囲まれており、日本海からの風をさえぎるため荒波が入ってきません。南には「青島」という無人島があり防波堤の役目を果たしています。さらに年間の海面差が70cmほどしかなく、一年を通して波が穏やかなこの地形だからこそ舟屋は生まれました。

自然のめぐみと人の知恵が調和した奇跡の町「伊根町」を、お散歩に便利なお出かけバッグとともに歩きます。

今回のお出かけコース

舟屋

昼食(舟屋食堂)

舟屋の街並み

耳鼻の谷

伊根カフェ

今回のお出かけバッグ

KURO tote mini

取り外し可能なショルダーストラップ付属で、トートとショルダーの両方で使用できます。財布やスマホなど必要最低限な小物を持ち出せる、ミニマルなお出かけに便利なバッグです。

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Spot 01

舟屋

舟屋は江戸時代初期から建設されはじめたといわれています。当時の船は木造、海水と風雨による腐敗を防ぐために漁を終えた舟を引き上げ、漁具や網とともに乾かしていました。

現存する2階建ての形になり始めたのは江戸末期から昭和初期といわれており、それまではかやぶき屋根で、文字通りの「舟納屋(ふななや)」でした。2階は居住スペースや倉庫として使われており、平地が少ない伊根湾の地形に合わせた合理的な発展方法だといえます。


Spot 02

昼食

伊根湾で水揚げされた新鮮な魚を味わうことができる舟屋食堂。伊根浦公園前に位置しており、窓からは舟屋群を見渡せます。

その時期にしか味わえない季節に合わせた旬のメニューがあり、この日(9月)は伊根町で獲れたアオリイカをつかった定食をいただきました。


Spot 03

舟屋の町並み

町を歩いていると、海側に舟屋があり、道路を挟んで山側に母屋(おもや)や蔵を見かけます。伊根町では「舟屋・母屋・蔵」の全てを同じ家主が所有していることが一般的です。漁村ならではの暮らしの光景といえます。

重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、建屋は原則として木造建築である必要があります。ノスタルジーを感じる町並みはどこを切り取っても絵になります。


Spot 04

耳鼻の谷

映画やドラマのロケ地としても使われたことで、伊根町で最も知られた舟屋群である耳鼻の谷(にびのたに)。その入りくんだ地形から、江戸時代には鯨漁の追い込み場所としても使われていました。

丘の上には慈眼寺というお寺があり、ここからは耳鼻の谷の舟屋や家屋、美しい伊根湾を一望することができます。


Spot 05

伊根カフェ

2017年にオープンした海と暮らす建築・舟屋をイメージした複合施設「舟屋日和」の一画にあるカフェ。

穏やかな内海が広がる伊根湾の景色を眺めながらコーヒーやケーキが楽しめます。その時期に手に入る地元の素材で作られる季節の味は、ここでしか味わえない楽しみと言えるでしょう。


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